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Top / センターの研究方針
センターの研究方針 †ポリスケールテクノロジーとは †物質の多様な特性や高度な材料機能は、多くの場合鍵となる局所的な特定原子(キーアトム)に支配されています。そこで本研究プロジェクトでは、このキーアトムを選択的・効率的に制御する技術(アトミックテクノロジー)を基点とし、その設計・プロセス制御・評価をミクロ・マクロスケール(ポリスケール)の物質・材料まで連続的に展開・接続することでキーアトムの機能を十分引き出し、実用スケールでの新しい「もの作り」の概念と手法(ポリスケールテクノロジー)を確立することを目的としています。具体的には、別項に示すバイオイメージング分野、ファブリケーション分野、マグネティクス分野の3つの研究分野を構築しています。 研究組織 †本研究センターの研究の進め方には2つの特長があります。1つは、異なる専門分野の(得意技を持つ)研究者が研究チームを組み、常に意見交換・情報共有を進めながら目標に向かって集中的に研究を行う方式を取っていることです。本センターの母体である基礎工学研究科では、専攻間の枠組みを超えた異分野協調による連携研究を目的として、すでに「融合専攻研究分野」の構築や「連携フォーラム」を開催しており、これが本センターの下地になっています。 もう1つは、他大学の研究組織と積極的に連携を構築している点です。大阪大学・原子分子イオン制御理工学センターおよび筑波大学・学際物質科学研究センターと、平成16年末より本プロジェクト研究に関して打合せ・研究合宿を重ねることにより、物質・材料科学分野の新たな方向性を打ち出すということで合意を得ることができました。その結果、本研究センターは本学教員13名、大阪大学6名、筑波大学3名の計22名の研究者より構成され、各研究機関の研究者と緊密に連携し、三者がそれぞれ得意とする、最先端の原子操作・評価技術(アトミックテクノロジー)、デバイス化技術、バイオ・フォトニックテクノロジーなどを融合させることにより、実用スケールへの新機能材料・技術(ポリスケールテクノロジー)の新展開を図ります。 本研究センターの教育的効果 †これまで述べてきたように、本研究センターの研究活動により、物質・材料に関する新しい学問領域の展開が期待されます。一方、本研究センターは教育的効果も重要視し、ポストナノテクノロジーを背負って立つ新たな発想に満ちた若手研究者の育成も目指しています。特に連携研究のメリットを活かし、大学院学生に対して先端研究を実践教育の場として提供すると共に、異なる研究分野や機関の研究者・大学院学生との交流を積極的に進め、それを通じて若手研究者の教育・研究指導能力の向上と大学院教育の充実を図ります。平成18年8月には、長万部キャンパスにて3大学合同の学生研究討論会を2泊3日で開催いたしました。40名を越す研究者・大学院生が、北海道の大地で活発な研究討論を行い、今後の研究の進展にも弾みを付けることができました。 |